STUDIOはSEOに弱い?不安?STUDIOでのSEO対策

ノーコードでWebサイトを作れるツールとして人気な「STUDIO」。コーディングが不要ということで手軽にWebサイトを持てるので人気ですね。
しかし、WordPressなどに比べるとSEOに関する細かな設定が出来ないなどの不安要素があります。

ですが、STUDIOでもしっかり対策することで、きちんとSEO対策を施し、検索上位を狙うこともできることを紹介していきます。

目次

STUDIOはSEO面では不十分なのか?

結論は、「STUDIOで制作されたサイトでも対策をした上で、中身のあるコンテンツを制作すれば、検索上位を狙うことが可能です。」

キーワード・構造化の基本を抑えよう

STUDIOで上位表示を狙う場合は、SEO対策で“基本”とされていることをきちんと設定しましょう。

まずキーワード選定はSTUDIOの利用関係なしに考えなくてはいけません。現在競合性の高いキーワードーは大手サイトが上位表示されているので、キーワードの組み合わせを考えてから取り組みましょう。

またSEO対策で重要視されているのは、「ユーザーに役立つコンテンツなのか?」というコンテンツの“質”が大切になっています。「モバイル対応・適切なコンテンツ・構造化」などは共通事項として評価れますので、この辺りは必須ぐらいには考えて取り組んでいく必要があります。

コンテンツの基本設定はSTUDIOでも設定可能

STUDIOではWordPressなどと比べて設定項目が少ないと説明しましたが、逆に言えば基本設定とコンテンツの質があればSTUDIOでも十分戦えるのです。

以下は、必ずと言ってもいいほど設定してほしい要素です。

  1. タイトル(title)
  2. meta description(メタディスクリプション)
  3. 見出し(h1,h2,h3)
  4. 画像のaltタグ
  5. URLのスラッグ

タイトル(title)

タイトルはSEOで根幹となる設定項目です。タイトルは検索結果に表示される箇所となり、クリック率に大きく作用します。理想は30字程度で上位表示を狙うキーワードを込めて考えましょう。

ただし、Amazonや楽天など見かけるキーワードをただ乱立したタイトルは意味がないですし、むしろ悪影響にもなる可能性があるので避けましょう。

meta description(メタディスクリプション)

meta descriptionは説明文という立ち位置を要しており、検索結果にも表示されるのでクリック率に影響があります。タイトルと合わせて記事の内容を簡潔に紹介することで魅力ある記事に見えるようにしましょう。

見出し(h1,h2,h3)

ページの内容を適切に伝えるために必要な見出し(HTMLタグ)。STUDIOでも当然実装されている機能です。

適切な構成になるようにきちんと設定するように意識しましょう。

画像のaltタグ

画像のaltタグとは、サイト上に設置された画像を表すテキストのことです。または代替テキストとも呼ばれます。

サイト上の画像や動画が不具合で表示されない時などに補助として利用される設定項目になります。

普段は目にすることのない項目ですが、Googleなどの検索エンジンはきちんと認知し、評価してくれる項目ですので、きちんと設定しましょう。

URLのスラッグ

STUDIOでのスラッグ(Slug)とは、記事などのURLの末尾に付く、ページを個別に認識するための文字列になります。

STUDIOの初期設定ではランダムな文字列が設定されてしまい、ユーザー目線で見ると、コンテンツの意味を知ることができません。

例えば、.com/food/ramen となっていると「食べ物のラーメン」についてのページというのが分かると思います。

このように各ページのコンテンツが何を意味するのかを文字列に表しておくと、分かりやすいURLを作り上げることができます。

STUDIO任せになっている要素

STUDIOはWebサイトを作るだけではなく、表示などの部分もカバーしてくれています。

WordPressではサーバーの性能や設定を自身でコントロールすることができますが、STUDIOではそうはいきません。

代表的な項目とは以下となります。

  1. サーバー性能(設定)
  2. ソースコード

サーバー性能

通常のWebサイトを持つには、自分自身でレンタルサーバーを契約する必要があるので、当然スペックなどを注視しなくてはいけない部分でもあります。

しかしSTUDIO利用の場合は、STUDIO側が検討&対応を日々繰り返されているので、そこまで心配しなくてもいいと思います。(利用している時点ではどうにもならない)

サーバーサイドをガチガチに設定する!というパターンには勝てないかもしれませんが、そこまでのことを想定している人は、STUDIOなどのサービス自体が選択肢に入ることはないでしょうけど。

ソースコード

STUDIOなどのノーコードサービスであったとしても、実際にWebページを構成し表示させるにはソースコードが実在しています。

SEOを意識したソースコードやサイト表示速度を優先にしたソースコードなどは存在しますが、STUDIOでは当然コントロールすることはできません。

制作したデザインに沿ってSTUDIOが構築したソースコードが自動で生成&設定されるので、ここが気になる場合は、素直にノーコードツールの利用は諦めましょう。

目次