STORESで行うべきSEO・集客対策【ネットショップのアクセスアップ!】

「STORESに出店したけどアクセスが増えない。」
「Google検索からの流入ができない。」

STORESでネットショップを開設している人の中には、どうやって集客すればいいのか?と悩んでいる方も多いはず。

今回は、STORESでのSEO・集客対策を紹介していきます。

目次

STORESでは集客対策が必須

STORESはECサイトをお手軽に構築ができるサービスです。機能性に優れており、分かりやすいため初心者にもオススメできるサービスとなっております。

しかしそのお手軽さゆえに、集客に関しては自社(お店)できちんと対策する必要があります。

そこで必要になってくるのは、キーワード検索により上位表示に繋げるSEO対策です。STORESで商品を販売していくには欠かせないのないので、意識して取り組む必要があります。

SEO対策も集客対策の中でも大きな要素ですが、その他にも取り組める要素はまだありますので、順に説明していきます。

STORESでのSEO対策

ここからがSTORESでできるSEO対策の本番です。

STORES内で設定できるSEO対策の項目は正直少ないですが、STORESだからやるべきことを紹介していきます。

ユーザー目線を意識したサイト作り

第一優先はユーザー目線を意識したサイト(ストア)作りです。

例えば、ユーザーがストアにアクセスした際に見やすいレイアウトであったり、商品を探す動線がきちんと整備されているなどです。

ユーザーに不便さを感じさせないストアであれば滞在時間が長くなり、結果的に検索エンジンからの評価が高くなる可能性があります。

今のお客様が次のお客様に繋がる可能性を作ってくれるというわけです。

逆にユーザー目線で考えられていないサイトは、すぐにストアから離れてしまい、検索順位を落とすことにも。

商品説明を充実させる

STORES内で自社コントロールできるSEO対策として、「商品説明」には注力するのをおすすめします。

具体的には、商品名・商品説明・写真が該当します。これらを工夫することでSEO対策に繋がります。

商品名には狙ったキーワードを使おう

検索されやすいキーワードを商品名に入れましょう。その際にはいくつかの注意点があります。

  • 検索需要のあるキーワードを使う
  • メーカー名・商品名・型番などを設定する
  • ストア内の他商品とキーワードが被らないようにする
  • 文字目安は28〜32文字程度

ただキーワードを含めたとしても、大手モールのコンテンツの方がキーワード検索(ビグワードで)される回数などは多いので、なかなか勝つのは難しいです。

なので、STORESでのネットショップの場合は大手モールの出品者が取りこぼしているようなミドル・スモールキーワードを狙うのがおすすめです。

商品名の検索ツールとしては、「Ubersuggest」は無料で利用できるので一度確認してみるといいでしょう。

また商品名は28文字から長くとも36文字程度が目安と考えてください。キーワードーを盛りだくさんにし、商品名を長くしても30文字以上は省略される場合があります。(利用端末、環境によって異なります)
省略された文字は検索結果ページでは、当然表示されないことになりますので、ユーザーに情報が伝わらない可能性があります。

もちろん商品ページにアクセスしてもらえば、30文字を超えていても省略はされません。
しかし検索結果ページでは致命的な喪失にも繋がるので、必要な情報は必ず前半部分にまとめましょう。

商品説明は差別化ポイント

商品説明の充実化はユーザーの疑問を解消させる絶好のチャンスでもあり、重要なSEOポイントでもあります。

前述の商品名が導入であるのは間違いありませんが、商品説明の部分は他のECサイトとの差別化のためにできるだけ充実させて、1つのコンテンツとして作り上げていきましょう。

ユーザーの知りたい情報を網羅的に記載していると、検索エンジンからも有益なコンテンツとして評価が上がり、検索順位の向上にも期待できます。

  • 商品の特徴、仕様(サイズや色など)
  • 商品のメリット、デメリット
  • 商品の画像

上記のような情報は商品購入する上で、ユーザーが知りたいポイントについては詳しく掲載するのは必須とも言えます。

ただ商品のメリットを書くのは比較的簡単ですが、デメリットは商品の購入妨げにかもしれないので隠したいと思われるかもしれません。

デメリット部分は消費者(ユーザー)目線で言えば知りたい部分でもあるので、ストア内で完結させた方が購入に繋がりやすいです。

大事なのはデメリットをそのまま書くのではなく、メリットのように書き換えるライティングを意識することです。

  • 機能が少ない→「分かりやすい操作感」や「厳選した機能」
  • 型落ち商品→「お手頃価格」や「〇〇が目的ならお得」

など、ただ伝えるとデメリットに感じる部分を工夫することがユーザーへのファローをしつつ、商品購入に繋がる一歩になります。

画像コンテンツで滞在時間を伸ばす

STORESに関わらず、商品画像は充実させましょう。

スマホからのアクセスが多いので、画像による画面の占有率はそれだけユーザーに印象を残せる要素となります。

またSNS世代は画像から情報を得ることに慣れている又は、習慣となっているので多くの情報を伝えているという意味からも検索エンジンも評価するポイントになります。

購入者レビューもコンテンツ

STORESにはレビュー機能が標準で用意されています。このレビュー機能を上手く活用し、ユーザーに商品を購入した感想を書いてもらうことで、SEO対策の一助となります。

実際に購入した人のレビューは「生の声」なので、信頼性は高いと思われるだけでなく、購入への後押しになるかもしれません。

レビューが投稿されれば、コンテンツ作りが苦手でも商品ページが育っていきますので、上手く活用していきましょう。

ブログで読者を顧客へ

STORESのネットショップを幅広く知ってもらうために、ブログを活用して集客する方法があります。

例えば、ファッション系なら「着回しコーデ術」「2023年流行のアイテム」などのコンテンツを作成することで、商品からではなく記事コンテンツからのファンを生み出すことが可能です。

ブログで集客できたら、ネットショップに誘導も忘れずに。STORESには「ショップボタン機能」があります。

ブログに貼り付けることで、ブログからネットショップへの簡単に誘導できるようになります。

おすすめブログサービス
  • note

記事だけを展開するならnote。

シンプルな記事装飾かつ、note運営による記事の露出があり得る。

  • WordPress

WordPressなら記事やECサイト運営会社のコーポレートサイトと幅広くWebサイト運用をするならおすすめ。

ニュース機能でネットショップを活発的に

STORESにはニュース機能というブログのように文章や画像を投稿できる機能が用意されています。

ニュース機能の具体的な活用方法には、以下のような使い方があります。

  • ブログ代わりの情報発信
  • 新商品の発売や予約開始などの告知
  • イベントやセールなどのお知らせ

STORES利用のネットショップをチェックすると、ブログというよりもお知らせやセール情報の告知としての運用が多いようです。

SNS活用で顧客へのアピール頻度を増やす

今のネットショップはECサイト単体では上手く軌道に乗せるのは難しいのが現状です。そこでSTORESと相性の良いSNSを活用して、SNSからのアクセスを増やしていくのも重要なポイントです。

STORES集客に繋げるSNS運用はユーザーのファン化を促進できるためです。

SNSを絡めたアプローチの方法

  • ブログ記事をTwitterで記事の山場となる部分を切り取って誘導させる。
  • 商品画像を転用してInstagramで商品紹介

特にInstagramはSTORESとの連携機能が充実しており、Instagramに投稿した画像に商品購入のリンクを設定することができます。Instagramへの投稿がそのまま購入経路となるので、商品カテゴリーによっては若年層へのリーチとサイトへのアクセスも増えやすくなります。

STORESでも集客は多方面で

STORESはSEO対策の設定項目が少ないのは現状どうにもできません。

それでも今回紹介した対策を実施することで、ショップへのアクセスを増加させることができます。

SEO対策と聞くと、マーケティング会社や専門知識がないといけないと感じるかもしれませんが、現在はどれだけユーザーに魅力あるコンテンツ(サイト)作りができているかが評価のポイントになっています。

STORESでは商品ページの充実化が欠かせないポイントになります。

そこにブーストとしてブログやSNSと連携させることで、ファンを増やす入り口を多方面に作るの一つの手です。

どんなサイトもSEO対策は日々の積み重ねこそ、結果を生み出す世界です。
自社のリソースと商品の相性を考えながら、適切なSEO・集客対策を行っていきましょう。

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