
Webサイトにアニメーションを付けてリッチなサイトにしたいっす!



アニメーションを付けることで差別化もできるから、人気の手法だな。だが注意点もあるから、今日は注意点を紹介していくぞ!
自社の世界観や雰囲気(空気感)をビジュアルで効果的に伝える手法として、アニメーションを用いたWeb表現は取り入れられています。
シンプルなデザインをベースにアニメーションを追加することで、ミニマルデザインの中にアクセントを付け加えたりするケースも増えていますね。
アニメーション実装の5ルール
- 目的を明確にしておく
- 既存の表現に反していないか
- パフォーマンスを確保する
- ユーザーの行動の邪魔をしない
- アクセシビリティを確保する
アニメーションを使用する必要性があるのか、本来の目的に適したアニメーションになったかを注視する。
多くのUIにはある程度共通している表現や仕組みがあり、ユーザーの中にもそれらが蓄積されています。実装したいアニメージョン表現とユーザーの浸透している表現との乖離がないかを確認する。
読み込み速度に影響を与える演出は極力採用しない。使うとしても、適切な場面とタイミングを精査する。
ユーザーが次の行動に移るときに、行動を拘束するようなアニメーションを用いない。(ブログ記事表示に手の込んだ読み込みアニメーションなど)
視認性を確保し、ユーザーの行動に必要な部分にはアニメーションに依存しない表現を作る。
アニメーションを活用する場面
アニメーションでは、強調した文字や画像以上に目立つようになります。そのため、動かすべき必要性があるかどうかを見極めねばなりません。
目立たせる必要のないものが動くと、ユーザーの視線が意味のないに向けられてしまい、本来の閲覧目的の邪魔や見せたい情報が伝わらない可能性があります。
アニメーションによって良い効果が生まれやすいのは、状況変化をわかりやすくする時です。例としては、ダウンロードの進捗をバーで表現させたりなどです。
アニメーションのあまり長く待たせるものはストレスになってしまい、悪影響になりかねないので効果があるのか、必要があるのかを検討する必要があります。
サイト読み込みが長くなってしまう
どのページでも常に何かしらアニメーションが作用しているサイトは、見応えがあり、かっこいいなどの印象を持ちます。ですが、複雑なアニメーションや動画素材などを入れるほどに、サイト自体は重くなってしまいます。
もちろん、エンジニアの対応によってできる限りの軽量化を図っていると思います。
ですが、実はこういったアニメーションや読み込み速度などの問題は、ユーザーの使っているデバイス(パソコン・スマートフォン)の性能によって左右されてもいます。
昨今はスマートフォンの買い替えサイクルも長くなっている傾向になっており、スペック差があるかもしれません。想定よりも読み込み速度に影響が出てしまい、ユーザーの離脱に繋がってしまうなどもあり得るというわけです。
まとめ:Webアニメーションを実装するなら注意すべき5点のポイント
「リッチな演出」と「快適なユーザー体験」を両立させるためには、アニメーションの“使いどころ”と“適切さ”が鍵。見た目だけにとらわれず、本質的な価値を意識して取り入れていきましょう!
- 状況変化を伝えるアニメーション(例:進捗バー)は効果的
- 不必要に動くものは視線の妨げになる
- アニメーションが長すぎると離脱の原因に
- デバイス性能による表示速度の差も考慮すべし
コメント(承認制)