ホームページの露出を広げたくてオウンドメディアを始めようと思うんですが、成功する共通点ってあるっすか?
もちろん成功しているオウンドメディアには共通点があるぞ!
計画段階から取り組める内容を紹介しよう。
オウンドメディアを運用する主な目的
まずオウンドメディアというと、日本国内では一般的にWebサイト(ブログ形式)を割いていることが多い。
しかし実際には「企業や組織が自ら発信する媒体の総称」ということで、広報誌やカタログなどもオウンドメディアに含まれるわけです。
今回はその中でもWebサイト(ブログ)に焦点を当てた内容になります。
オウンドメディアを運用する主な目的
- リード獲得
- 認知拡大
- ブランディング
- 採用力の強化
- マネタイズ(収益化)
全て別々の目的ですが、成功するメディアは自ずと上記目的が連鎖的になっていく傾向です。
成功しているオウンドメディアとは?
成功しているオウンドメディアの共通点を紹介していきます。
スマホファーストのデザイン構成が必須
取り扱うメディアの内容で左右されますが、基本的にはスマホでアクセスするユーザーの比率が多くなります。ならばスマホで見やすい・読み込みの早いデザインで構成するのは必要です。
Googleの評価項目としても、モバイルファーストは掲げられています。現にWebサイトのアクセス比率を見ると80%はスマホからというデータもあるぐらいです。
もちろんPCでのデザインも蔑ろにしていいわけではありません。ですが、まずはスマホでのアクセス時のデザインや動線を考えて制作するのが、現在はベストといえます。
企業やメディアの雰囲気を演出する
企業が運用するオウンドメディアの場合、企業のサービスとの関わりが深いパターンが一般的です。
そのため、デザイン面は企業のカラー(雰囲気)を連想させる様に考えられているサイトは成功している傾向にあります。
例えば、ロゴカラーをオウンドメディアのメインカラーとして使用するパターン。
リアル店舗の雰囲気をオウンドメディアに取り入れたサイトもあります。
このようにオウンドメディアを見ることで企業(会社)のことを思い浮かべてもらえるようなデザインだと、企業の認知。そしてブランディングの強化にも繋がるというわけです。
中長期的な運用ができる体制づくり
オウンドメディアはすぐに結果が出るものではありません。SEOやSNSと併せて運用したとしても半年程度は準備期間と考えたほうがいいでしょう。
コンテンツを作るには、コンセプト決めやリサーチなど実際に作り始めるまでの準備も初期段階では想定以上に労力が必要だと感じることだと思います。社内で運用していく際には、環境の構築は必須になります。
もちろんリソースに余裕がない場合は、外注するという方法もあります。
しかし、結果や収益化に繋がっていない時は、時間とお金を使ってコンテンツ作成して運用しているフェーズが必ずあると覚えておいてください。
「差別化」という課題が必ず来る
多くの企業や組織がオウンドメディアを運用している現在、課題とされるのは「差別化」というキーワード。
これはGoogleが重要としているコンテンツの有益性(発信内容)もですが、数多くのメディアがあるということは視覚的に差別化を狙っていく必要があります。
コンテンツが素晴らしくても、Webサイトが簡素すぎるとファンになってくれません。
Web制作者の視点から上手く差別化に取り組んでいるオウンドメディアを紹介します。
JAF Mate Online
「JAF Mate Online」はロードサービスで有名なJAFが運営するオウンドメディアです。
ドライバーはサービスエリアでJAFの冊子を手に取ったこともあるのではないでしょうか?カーライフに関する記事やトピックスを扱っていました。
オンライン版である「JAF Mate Online」は冊子よりも多くの人にも手に取ってもらいやすいという利点を活かして、ポップでユーモアのあるコンテンツが用意されています。
JAFの公式HPは誠実さのあるデザイン。機関紙「JAF Mate」からのデザインの発展というのが「JAF Mate Online」の軸になっているのでしょう。
オウンドメディアは無計画では成功はしない
ここまで成功したオウンドメディアの共通点を紹介してきました。その中でも共通している点として、運用目的に対して計画を立てているということです。
もちろん初期の計画やデザインからの改善というのは、定期的に行われていきます。ですが、その際にも行き当たりばったりではなく、流行や傾向などから改善案を作っていくことになります。
オウンドメディアを成功させるには、ユーザーと検索フォーム(Googleなど)の2つを意識しなければいけません。
この2つを意識するということは、無計画ではいられません。
今回紹介した共通点を参考にして、魅力的なオウンドメディア作りを目指しましょう。
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