【WordPress】Warning: Use of undefined constant tureエラーの対処法を紹介
WordPressの管理画面にて「Warning: Use of undefined constant」というエラーがいつの間にか出てきているという症例に遭遇したので、対処法を紹介します。
Warning: Use of undefined constant tureの詳細
「Warning: Use of undefined constant ture」というエラーということですが、実際にはもう少しエラーメッセージは記載されています。実際のエラーメッセージは以下になります。
Warning: Use of undefined constant ture – assumed ‘ture'(this will throw an Error in a future version of PHP) in /****/functions.php on line 72(任意の数字)
こちらの症状が表示された状況を確認してみると、PHPのバージョンアップした後に表示されるようになったということ。
元のバージョンは不明ということでしたが、アップデート後はPHP7.4でした。事例としては、PHPのバージョンを6.0以前→7.○にした際に警告として出てくるようです。
エラーメッセージを分解して解説すると、
「Use of undefined constant ture」→『true』という未定義の定数が使用されています。
「assumed ‘ture’」→『true』と書き換えることで解決できる可能性があります。
in /****/functions.php on line 72→「function.php」の72行目の記述が対象。
という形で、翻訳をすることで分かりやすく伝えてくれています。
Warning: Use of undefined constant tureの解決策
それでは実際の解決策をコードを踏まえて紹介していきます。
※「function.php」はWebサイトを正常に稼働していくには重要なファイルになります。編集の前には必ずバックアップのご用意をお願いいたします。
操作に自信のない方は、ご相談をお待ちしております。
先ほど、エラーメッセージを読み解いた通り、該当のコードをまずは探してみましょう。行数は警告されているので簡単に見つかるでしょう。
$init['apply_source_formatting'] = ture;
return $init;
});
実際に見てみると、「ture」となっているのが分かります。
こちらのコードを記述しているのは、WordPressのエディタにて自動生成される<p>タグなどを回避するためのコードを利用していたのが発症のパターンのようです。
下記は修正後のコードになります。
$init['apply_source_formatting'] = true;
return $init;
});
「ture」→「true」と修正するだけです。
これで保存をすることで問題は無事解決するはずです。
皆さんの中にも同様の症状が表示されている方は十分あり得る事例です。PHPをバージョンアップした際には、確認してみてください。