WordPress本体のバージョンアップって頻度高いと思うんすけど、対応した方がいいんすか?正直めんどくさいっす!
誰しもがぶつかる壁だな。結論としてはできる限りバージョンアップはした方がいい!だ。
お客様から「WordPressのバージョンアップ」に関するお問い合わせは、No.1というぐらいに届いています。それぐらいに皆さんどう対処すべきか不安かつ悩んでいらっしゃるようです。
結論としては、「WordPressは更新した方がいい?」と聞かれれば、「YES」になります。ですが、前提条件として「自身の環境を踏まえて」というものがあります。今回は、なぜ前提条件があるのか。そして更新すべき理由を紹介していきたいと思います。
WordPressのアップデートの頻度は多い
WordPress本体のアップデートは実は案外多い。
バージョンが大きく変化するメジャーアップデートは稀だが、エラー対応などのアップデートは1ヶ月に2回以上実施されていることもあるぐらいです。少なくとも毎月1回はアップデートはあると考えてもいい頻度で実施されています。
WordPressのバージョンアップを放置すると?
WordPressを更新しないで、古いバージョンのまま運用し続けると、どういった問題が発生するのか?
- セキュリティ対策が古くなり、最悪のケースはWebサイトのデータが消去
- WordPress公式による機能や性能が使えなくなる
- プラグインの対応バージョンから外れて、プラグインが使えなくなる
大きく影響する項目のみを抜粋しましたが、他にも古いバージョンのままでいることにメリットはありません。
特定のプラグインのために古いバージョンで使っている事例もあるが、おすすめはしないぞ。
WordPressを制作会社委託する際も、利用バージョンと最新バージョンに大きな開きがあると追加料金が発生するケースもございます。金銭面でも良い点はございません。
更新の必要性を感じるケース
セキュリティ対策といっても、悪意ある攻撃を受けた経験がないと実感を持てないと思います。
しかし、プラグインが使えなくなるというのは運用にも影響するのでイメージを持ちやすいのではないでしょうか?
プラグイン更新の内容には、「機能拡張・PHP対応・API対応など」多岐に渡ります。
WordPressの世界もクローズな環境ではなく、GoogleのアナリティクスやSNSなどの変化に対応するためのアップデートという背景があります。
環境の変化によるアップデートには「更新」が必要ということです。
放置しすぎるとアップデート失敗してしまうことも
アップデートの頻度が増えていく中で、WordPressアップデートを放置しているWebサイトは数多くあるのも事実です。
長期間放置していると、一度のアップデート作業でPHPやデータベース(MySQL)、プラグイン、テーマ、WordPress本体が対象となるわけです。その結果、アップデート作業中に整合性が取れずに、何かしらのエラーが発生するというケースが多くなっています。
こうした事象を回避するためには、定期的なWordPressのアップデート(保守作業)を実施するのが一番です。定期的に実施することで、エラー発生時の原因究明も迅速となり、Webサイトに致命的な損害を防げるようになります。
まとめ:更新はするべき?放置でも平気?
WordPressアップデートの重要性は、伝わりましたでしょうか?私自身、多くのWebサイトを対応してきておりますが、制作時からアップデートを放置しているという年代物のパターンもあります。
またアップデート作業を軽視し、バックアップ作成もなく取り掛かり大変な状況になってしまうケースも少なくはありません。アップデート作業に不安を感じる方は、お気軽にお問い合わせいただければと思います。
- セキュリティ対策が古くなり、最悪のケースはWebサイトのデータが消去
- WordPress公式による機能や性能が使えなくなる
- プラグインの対応バージョンから外れて、プラグインが使えなくなる
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