
エックスサーバーでのアップロード容量が30MB上限に設定されてて、困ってるっす!



初期値は30MBだから動画などもアップロードできなくて厳しいよな。エックスサーバーであればサクッと変更できるからこの機会にマスターしよう。
アップロードサイズの上限を上げることで、動画ファイルはもちろん、不測の事態で使うバックアップデータをインポートすることもできたりと、有用な内容になっています。
アップロードサイズの変更方法
今回ご紹介する方法はエックスサーバーのサーバー管理画面からの操作で変更できる簡単な手法になります。専門知識がなくとも手順通りに進めていただくだけで変更が可能です。
エックスサーバーでは、サーバーパネル内の「php.ini設定」から編集することで設定変更ができるようになっています。
エックスサーバーの契約時期などによっては、初期値が1Gで設定されているケースもあります。その際には変更作業が不要です。
php.iniのアップロード上限サイズを上げる


php.iniを設定する対象のドメインの横の「選択する」をクリック。


- memory_limit → 1G
- post_max_size → 1G
- upload_max_filesize → 1G
特にこだわりがなければ、3つとも同じ値にしておくのがベストです。1Gまで必要ないのであれば「512M」でも可。
反映には最大5分程度必要になるケースもあります。
- memory_limit ・・・ PHPスクリプトが利用可能なメモリの最大容量
- post_max_size ・・・ POSTデータの最大サイズ
- upload_max_filesize ・・・ 最大アップロード数
通常の共有サーバープラン(スタンダード、プレミアム、ビジネス)では、アップロードファイルサイズの上限は最大2GBまでが限界です。
1GBより大きな値を設定するとエラーが起きるという報告もあります。今回紹介する1GBにしておくのが無難です。



2GB以上のファイルをアップロードしたいのならFTPを使うやファイルの分割するなどが一般的だ。
WordPressでアップロードサイズ変更が適用されたか確認
WordPressのメディアから「新しいメディアファイルを追加」をクリックすると「最大アップロードサイズ:〇〇」という部分が変更されていることを確認できるはず。
その他には、プラグイン「All in One WP Migration」のインポートをクリックすると、同じように「最大アップロードファイルサイズ」を確認することができます。
まとめ:WordPressでの最大アップロードファイルサイズを変更する方法
今回紹介した方法で、WordPressサイトに高画質動画をアップロードしたりはもちろんですし、「All in One WP Migration」でファイルをインポートする際に上限を伸ばすことで使い道が増える用になります。
- 初期から1GBになっているケースもあり
- 512〜1000MB(1GB)がベスト
- 容量を上げすぎるとエラーの原因になることもある
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