WordPressに見慣れないエラー分が出てきたっす!
アップデートが頻繁になってきたからこその弊害でもあるな。きちんと対応しておこう。
2023年後半から2024年にかけて問い合わせとして多く届いたエラー内容です。対処法を今回紹介するのですが、利用中のWordPress環境によって解決策に微妙な違いがある内容となっております。
今回は過去に私が対応した中で、比較的件数の多かった対処法を紹介していきます。
エディターエラーの対処法(基本編)
ブラウザキャッシュを削除
多くのサイトで紹介されている「ブラウザキャッシュ削除」によるエラーの対処ですが、実はこれで解決したことはありません。
ですが、紹介するには理由があります。
「ブラウザキャッシュ削除」による対処法は、専門的な知識がなくても実施可能な唯一の対処法です。
専門家に問い合わせる前に、試しにでもやってみるのがおすすめです。
ブラウザキャッシュの方法に関しては、「ブラウザ名+キャッシュ」などで検索してみてください。
エディターエラーの対処法(応用編)
エディターエラー表示欄には、「復旧を試みる」「投稿内容をコピー」「エラー文をコピー」があります。
復旧を試みる | |
投稿内容をコピー | |
エラー文をコピー |
まずは「投稿内容のコピー」「エラー文のコピー」の2つをクリックしてテキストエディタなどに保存しておいてください。
プラグインを無効化
キャッシュクリアで解決しない場合は、プラグインの影響が考えられます。プラグインを無効化していく順番の一例は下記になります。エラーが一時的に改善したのが確認できたら、「STEP5」に工程を進めてください。
エラーが確認される直近にインストールしたプラグインたち
エラーが確認される直近にアップデートしたプラグインたち
投稿機能に影響するプラグインたち
最終的には現在利用中のプラグイン全てを無効化
順番にプラグインを有効化し、エラー原因を特定しましょう。
今回のエラーが発現する直前にプラグインをインストールしていたのであれば、新しく追加したプラグインもしくは最近アップデートしたプラグインから無効化していきましょう。
解決しない場合は、エディター関係のプラグインから無効化にして、確認していきましょう。
※エディター関係とは、「Classic Editor」などの投稿機能に関するプラグイン
最終的には全てのプラグインを一時的に無効化し、確認する必要があります。
テーマをデフォルトテーマに戻す
テーマ側が原因というパターンもあります。確認するには、WordPress公式のデフォルトテーマに切り替えてみましょう。
もしデフォルトテーマで正常に機能する場合は、テーマが原因である可能性が高いです。直前にテーマのアップデートを実施した場合は、一つ前のバージョンに戻してみましょう。
事前にバックアップファイルを取っているのであれば、ファイルを使って復元しましょう。
オリジナルテーマの場合、納品時から最新のWordPress環境への対応が施されていないケースがほとんどです。制作者に連絡がつくのであれば修正依頼が必要になるケースがあります。
オリジナルテーマで数年前に制作した場合は、大部分で最新のWordPress環境との乖離があることも少なくありません。テーマの切り替えも視野に入れる必要があるなんてことも。
まとめ:「エディターで予期しないエラーが発生しました」への解決策
「エディターで予期しないエラーが発生しました」は、WordPressのアップデート時に多く起こりがちです。
ご利用環境によっては、プラグインの数が多かったりと迅速な対応ができないこともあると思います。
そんな時は、お気軽にお問い合わせください。
該当のWordPressログイン情報を共有していただければ、状況を確認した上でお見積もりを作成させていただきます。
- ブラウザキャッシュで確認してみる
- プラグインを無効化して原因の絞り込み
- テーマをデフォルトテーマに切り替えて原因の絞り込み
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