
オウンドメディアサイトでページネーションを下だけじゃなく、上に表示させたいっす。



メディアサイトで効果的に使えるなら有効な手段だな。方法としては簡単だからサクッと紹介していくぞ。
ページネーションを上部にも表示させる
「Snow Monkey」のアーカイブページの標準ではページネーションは下部飲みの表示になります。




「Snow Monkey」ならカスタマイズの基本としてプラグイン「My Snow Monkey」を使うのがベターになります。
プラグインファイルエディターで「My Snow Monkey」のfunction.php
に下記コードを追記してください。
add_action(
'snow_monkey_before_archive_entry_content',
function() {
\Framework\Helper::get_template_part( 'template-parts/archive/pagination' );
}
);
このコードを追記することで、アーカイブページにてページネーションが上下に表示されることになります。
ページネーションを上部表示させるメリット&デメリット
通常ページネーションは記事一覧の下部に設置されています。それをあえて上下に設置する意味合いは以下になります。
上部表示のメリット
- 検索性の向上
ユーザーが「○ページ目のあの記事が見たい」と分かっている場合、冒頭でページ移動できれば探す時間を短縮できます。
- モバイルでの利便性
上部に設置しておけば、読み込み直後にすぐ次のページに飛べる。時系列で記事を探している場合に使われる可能性もある。
- UIの一貫性
ページ上部と下部の両方にページネーションを置くことで、「どこからでも移動できる」という安心感が生まれます。海外メディア(特にニュース系)では上下両方配置が割と一般的です。
上部表示のデメリット
- 行動導線が分散する
本来は記事一覧を見てから移動を判断してほしいのに、先にページ移動のUIがあると「まだ見てないのに次へ行く」という行動を誘発してしまう。
- スクロール位置の関係で利用頻度が低くなる
一度スクロールしてしまうと、戻ってまで使われることは少ない(下部は必ず通るため利用率が高い)。
まとめ:ページネーションを上部にも表示させる方法
ページネーションを上部にも表示させるのは、特にリピーターや目的の記事が明確なユーザーに有効な手段です。
Snow Monkeyなら簡単なコード追加で実装可能ですが、導線の分散や表示位置による利用率低下などのデメリットもあります。サイトの特性や読者層を考慮して導入すると、使いやすさと回遊性の向上につながります。
- 上部ページネーションで検索性&回遊性アップ
- Snow Monkeyなら数行コードでサクッと実装
- 導線分散や利用率低下の可能性もある
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