クラシックエディターって結局いつまで使えるんっすか?
一応2024年までは公式によるサポートがあるぞ。でもそこまで息は長くないと思っていいぞ。
クラシックエディターとは?
クラシックエディター(Classic Editor)とは、WordPressの4.9バージョンまで採用されていたエディター(編集方法)のことです。
2018年にリリースされたWordPress5.0からブロックエディター(Gutenberg)という編集方法に変更されました。
当初は、編集方法の変更ということで「操作に慣れない」「クラシックエディターに戻しる」というユーザーが多くいました。
問題のクラシックエディターはいつまで使える?
そんなクラシックエディターですが、WordPress公式からも元々はユーザーの移行が完了するまではサポートする体制になっています。
実際に2021年時点では、「2022年までサポートします」とアナウンスされていましたが、2024年5月時点には
Classic Editor は公式な WordPress プラグインであり、少なくとも2024年まで、または必要なくなるまでの間、完全にサポート・保守されます。
引用:Classic Editor
となっております。
今現在もクラシックエディターを利用中のユーザーは実際にいらっしゃいます。ですので、もしかしたら2025年と延命する可能性も十分あります。
2024年にクラシックエディターはどうなの?
結論としては、使うのは避けたほうが無難です。
理由は以下になります。
- クラシックエディターでは不具合が発生するプラグインがある
- テーマによってはブロックエディター専用もリリースされている
- 公式の開発もブロックエディターベースで進んでいる
正直に申し上げて、クラシックエディターはいくら公式のサポートが続いているからといっても、取り残されている状態です。
公式も有識者もクラシックエディターへの対応は、対応外という前提で進められている節がこの数年で強まっています。
記事を作成するだけなら、クラシックエディターでも可能です。ですが、ブロックエディターも機能として拡張されており、初心者でも記事装飾が容易だったりと使いやすくなっている。
クラシックエディターを止められない人たちへ
過去にもクラシックエディターからブロックエディター環境へ移行したいという、お問い合わせが数多く届いております。そんな方々の足枷になっている要素としては、
- ブロックエディタに未対応のテーマを使用している
- ブロックエディタに未対応のプラグインを使用している
- クラシックエディターに慣れているため、操作方法が変わるに抵抗がある
ブロックエディタに未対応のテーマ・プラグインを使用しているサイトの多くは、定期的なアップデートがされておらず、セキュリティ面でも危険な状態というのがパターンです。
操作方法が変わる点に関しては、確かに変わりますがクラシックエディターよりも直感的に操作できるようになっているので、「すぐに慣れた」という方が多いんです。
WordPress公式もブロックエディタ環境の開発を継続しており、その他の有識者もブロックエディタ対応にシフトしました。WordPressの利用を継続していくのであれば、移行できるタイミングで切り替えることがおすすめです。
実際クラシックエディター環境の情報は更新されなくなっているので、不具合が発生した時は大変かもしれないぞ。
初心者でもブロックエディタに切り替えた方が安心ってことっすね!
そうだな。このブログでもクラシックエディターの記事はほぼないぞ。
ブロックエディタ環境にアップデートしたい
本記事を読んで「ブロックエディタ環境に移行したい!」と感じたけど、ご不安がある場合は、ぜひご相談ください!
今使っている機能やデザイン面でのご相談はもちろん、記事の移行などにも対応可能です。
企業サイト、ブログサイトと種類は問わずに対応可能ですので、気になる方はまずはご相談を!
まとめ:クラシックエディターって結局いつまで使えるの?
最後に『クラシックエディターって結局いつまで使えるの?』に関する結論を。
- WordPressは既にブロックエディタ環境に移行
- セキュリティ面を考慮しても環境の切り替えは推奨
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