WordPressでブログを作ったからにはアドセンスでマネタイズしたいっす!でも何回も審査に通らないです…
「有用性の低いコンテンツ」と評された時の対策を紹介していくぞ!
Googleアドセンスとは
Google AdSense(以下、Googleアドセンス)とは、自分のブログやホームページにGoogleアドセンスと呼ばれる広告を貼り、収益化をすることができるマネタイズ方法になります。
Googleアドセンスを利用するには、「Googleアカウント」「独自ドメインの自身のWebサイト」「個人情報(支払いなどに必要)」と必要なものは簡単に用意できますが、広告料収入を得るのは誰でもというわけにはいきません。
Googleアドセンスには「審査」というものがあり、この審査に合格しない限りはブログなどに広告を掲載することができません。
今回キーワードになっている「有用性の低いコンテンツ」というのは、シンプルにユーザー(読み手)にとって有益な役立つ情報を提供できていないということです。
合格に向けて改善すべき9つの項目
Googleアドセンスから「有用性の低いコンテンツ」と評された場合というのは、十分に改善可能な内容なパターンが多いので、これから紹介する項目を改善してみると合格できる可能性が見込みがあります。
ユーザーに価値ある記事を増やす
「有用性の低いコンテンツ」と評価が出ている以上、改善するには「有用性の高いコンテンツ(高品質)」なコンテンツを増やすということが基本的な対策になります。
初心者はいきなり「高品質な記事なんて作れないよ」と思われるはずです。実際大手Webメディアと同クオリティの記事を作るというのは難しいと思います。
そこで今回は初心者でも対応できる範囲かつ合格実績のあるコンテンツ作りの要素を紹介します。
- 1記事あたり最低1000文字以上
- 本文内にコンテンツに関連する画像資料1枚以上を使用
- 見出しの使い方を見直す
- 1記事に1カテゴリーを設定
- ディスクリプションを設定
上記5つの項目が不足している記事を抱えているサイトが多いのが実情ですので、「自分は大丈夫」とは思わずに一度確認して見ましょう。
「高品質なコンテンツ=ユーザーに親切なコンテンツ」と考えると、できる限り各要素で情報を補完していき、平均点を上げていくように作るのがポイントです。
カテゴリーを厳選して専門性を高める
「有用性の低いコンテンツ」と評価されるサイトに多いのは、「カテゴリー数が多く、1カテゴリーあたりの記事数が少ない」です。
カテゴリーが多い方が、動線整備がされていいんじゃないの?
Webサイトには、メインとなるテーマ(カテゴリー)があるはずです。
例えば、「グルメ」のサイトを運営する際には、「寿司」「ラーメン」「焼肉」などのカテゴリーがあるとします。
「寿司」には10記事投稿しているけど、「焼肉」には1記事しかない場合であれば、まずは「寿司」記事をもっと充実させる。もしくは一時的に「焼肉」の記事を非公開にして、専門性を高めるという考えるのが合格への道だと考えています。
実際にあるWebサイトでは30記事投稿していましたが、カテゴリーが24個と記事数に対してカテゴリー数がバランスが取れていなく、ユーザー目線で見ると方向性が見えないと捉われてしまいます。
カテゴリーが多すぎるのは、1カテゴリーの情報濃度が薄いとも考えられるんだよ。
Googleは「専門性の高いサイト」を評価する傾向となっています。
有名ブロガーも1つのブログにさまざまなカテゴリーを注ぎ込むのではなく、「健康系ブログ」「映画ブログ」とカテゴリー別にブログを立ち上げているぐらいです。
- 類似カテゴリーを統合する
- カテゴリー数を増やしすぎない
- 熱量を持って作れるカテゴリーにまずは特化
- 有用性の記事は一時的に非公開もしくは削除
問い合わせフォームを設置
ブログサイトが合格しない場合に多く見受けられるのが、「問い合わせフォーム」を設置していないという点があります。
理由をお聞きすると、「ブログサイトとして発信するだけだからいらないと思っていた」とのこと。
考えは理解できますが、それではユーザーに優しいサイトとはいえません。
ブログであっても問い合わせフォームを設置しておくことで、「情報に誤りがあった際にはご連絡を〜」という使い道があります。
その他には、PR記事の作成依頼の窓口として使うこともできるので必ず作成しておきましょう。
運営者情報を掲載する
Googleアドセンスは「専門性」を重要視していると同時に、「権威性」も大事にしています。
前述の2つの要素を持って、信頼できるかサイトどうかが重要になっているので、サイトの運営者(発信者)がどういった人物かというのも評価項目となっています。
運営者が個人の場合は、実名や住所などは掲載しないようにしましょう。
個人で運営されている際には、SNSアカウントや連絡先(前述の問い合わせフォーム)やサイト運営の抱負などを掲載するぐらいでもいいでしょう。
SNSでの反応を実績にしている人もいるぞ。
法人の場合は、実績や運営法人の情報を掲載するのが一般的です。
支障がないレベルで構いませんので、サイト運営者に関する情報を掲載し、ユーザーがアクセスできる状態にしておきましょう。
プライバシーポリシーを作成
案外抜けている項目として、「プライバシーポリシーを作成していない」ということがございます。
WordPressを導入した初期状態では、プライバシーポリシーは実は下書き状態です。下書き状態は内容としても不足しており、公開されていません。
サイトを運営する中で、コメントやお問い合わせなどから取得した個人情報を運営者がどのように取り扱うのかを明文化する必要があり、明文化したものがプライバシーポリシーというわけです。
プライバシーポリシーがないサイトは、個人情報の取り扱いが雑だったり、悪徳業者に販売していたりと信用性は著しくないと考えてもらってもいいレベルです。
プライバシーポリシーはユーザーはもちろん、Googleからも信頼してもらうために欠かせないページになります。忘れずに作成しておきましょう。
禁止コンテンツは掲載しない
「有用性の低いコンテンツ」で稀にあるのが、「アダルト」「誹謗中傷」「暴力・危険」と類される公序良俗に反するコンテンツを掲載しているパターン。
Googleアドセンスには「アダルト」「誹謗中傷」「暴力・危険」を禁止コンテンツとしており、Webサイトでの掲載が確認された場合は、ほぼ不合格です。
もし、アクセス数目当てで過激なコンテンツを投稿しているのであれば、削除するしかないと考えて下さい。正直「アダルト」「誹謗中傷」「暴力・危険」を含んだWebサイトでは合格した経験はありません。
ユーザー目線でサイトの利便性を作り上げる
有用性というのはコンテンツに限った話ではありません。ユーザーにとって使いにくいサイトというのは有用性が低く、ユーザーに価値提供が正しくできていないといえます。
サイトの利便性には、ユーザーが少ない手間で多くの情報、必要としている情報にアクセスできる工夫が取り入れられている状態が必要です。
そこには、「グローバルメニュー(ヘッダーメニュー)を設置」は必須として、「関連記事などの内部リンクを設置」「まとめページを作成」などの手法でユーザーの利便性を高めることが可能です。
ここで大切にしたいのは、「ユーザー目線で取り組む」ということです。
決して「運営者目線」ではなく、「ユーザー目線」で使いやすいサイトを心掛けていくことで評価を上げていくことができるでしょう。
「YMYL」のジャンルは避けるの無難
「YMYL」とは「Your Money or Your Life」の略で、お金や人生などの重要な話題に関するコンテンツのことを指します。
これらのジャンルはマネタイズに成功した際にリターンが大きいといわれますが、これらのジャンルは他ジャンルよりも高度な専門性が必要とされています。
コンテンツ作りにもきちんとした根拠(情報ソース)が必要となっていきますし、大手企業がメディアとしても展開しているジャンルなので、ハードルが高いジャンルとなります。
おすすめとしては、「本業で関わっている」場合など以外は、取り扱いジャンルの変更を推奨しています。もしくはGoogleアドセンスは諦めて、アフィリエイトのみに絞るのも一つの選択だと思います。
Googleアドセンス合格まではアフィリエイトを停止する
PV数も伸びてきているのに、なかなかアフィリエイトに合格できないというケースがあります。
これまで紹介してきたケースには類しないのに、何故か合格しない。そんな場合は一度アフィリエイトリンクを外すことをお勧めします。
多くのWebサイトはGoogleアドセンスと同時にアフィリエイト広告を利用していますが、Googleアドセンス合格までは一時的にアフィリエイトの利用は停止するのがいいでしょう。
これはアフィリエイトリンク自体が悪いというよりも、表示される広告の内容がGoogleの評価に適していない可能性があるからです。まずはGoogleアドセンスに合格を目指していきましょう。
Googleアドセンス再申請はすぐでも大丈夫?
Googleアドセンスの審査に落ちた後に、問題点を解消して再申請する際には期間を開ける必要はありません。
問題点を解決した時点ですぐに審査にチャレンジしていきましょう。
注意してほしいのは、改善に取り組んだスピードは評価されずに、適切に対応した上で品質を求められることを忘れないでおきましょう。
まとめ
今回は、Googleアドセンスで「有用性の低いコンテンツ」と審査落ちになった時の対策について解説しました。
今回の9つの項目を全てクリアすれば、必ず合格するものではなく、過去の経験から合格するまでに実施した内容になります。
Webサイトによっては、1つの項目を改善したら合格したパターンもありますし、9つ全てを見直したということもあります。
ですが、現に今まで多くのWebサイトを合格させてきた経験から基づく内容なので、Googleアドセンスの合格に悩んでいる方はぜひ参考にしていただければと思います。
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