WordPressでの1番の悩み「テーマ選び」で気をつけるべきポイントを教えてほしいっす!
気をつけるべきポイントの今回は「有料テーマ」について紹介していくぞ!
私が制作していないWebサイトの保守運用を担当していると、様々なWordPressに触れてきました。
今回はWordPress構築のケースでも人気の「有料ワードプレステーマ」を利用(購入)した際に起こりうるデメリットやリスクを紹介していきます。
有料テーマとプラグインのセット運用が前提
有料テーマの中には、テーマの機能拡張でプラグインとのセットでの運用を前提にしているケースがあります。しかし、テーマとプラグインのライセンス期限が別々に設定されている場合は注意が必要です。
購入時には気にしていなくとも、ライセンス切れの度にテーマ&プラグインのライセンス料を払うことからリニューアルを考える方もいらっしゃいます。
WordPressの仕様上、アップデートを放置しすぎるとバージョンの乖離から利用できなくなります。結果、ライセンス更新orリニューアルが必要ということを覚えておいてください。
ちなみにこのようなテーマは海外産テーマに多い印象です。海外産テーマはライセンス関係の改訂がありますので、初心者には扱いにくいテーマともいえます。
多機能テーマには念入りの検討が必要
WordPressには1テーマとは思えないぐらいに多機能なテーマがあります。多機能なテーマであれば、一見より良いWebサイトを持つことができるのでは思うでしょう。
しかし、多機能が故にWebサイトの読み込み速度などのパフォーマンスに影響が出ること、不必要な機能で管理画面が分かりにくいというリスクがあります。
多機能なテーマには、「ECサイト・ブログサイト・レビューサイト・ポータルサイト」など異なる機能をテーマ1つで網羅しています。ですが、「ECサイトには、ポータルサイトで必要な機能はいらない」などの取捨選択が出来ず、使わない機能のせいでパフォーマンス低下してしまう可能性があります。
Webサイトの指標として使われる『Google PageSpeed Insights』のスコアが49点以下になっているケースもあります。
有料テーマを選ぶならシンプルor特化がおすすめ
ここまで避けるべきテーマの特徴を紹介してきました。特徴をまとめると、
- 有料テーマとプラグインのセット運用が前提
- 多機能なテーマ
以上のリスクを考慮し、シンプルで特化したテーマを軽く紹介します。
- SWELL(ブログ)
- JIN R(ブログ)
- Lightning(ビジネス系、コーポレート)
今回は国産テーマかつ買い切りに絞らせていただきました。もちろん、運用目的や必要とされる機能によっては別テーマが候補になることも十分あり得ます。
テーマ選定は長く運用するからこそ、安心して利用できるテーマを。
まとめ:利用は避けるべき有料WordPressテーマの特徴
WordPressサイトを作ろうとする際に、テーマは心強い味方です。ですが、選定を誤ってしまうと効果的な運用が出来なかったり、パフォーマンスが低下したりと運営に悪影響が発生してしまいます。
現に私の元に「ページの表示速度が遅いです」という相談の中には、多機能テーマが原因だったこともありました。
テーマ選定に不安がある場合はお気軽にご相談をお待ちしております。
- 有料テーマとプラグインのセット運用が前提
- 海外産テーマ
- 多機能なテーマ
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